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高さ4メートルの巨大かまくらも!雪原にかまくらがいっぱい!24日のオープンに向け「かまくらの里」準備着々 知ってる?かまくらの作り方

2025年1月16日 20:26
高さ4メートルの巨大かまくらも!雪原にかまくらがいっぱい!24日のオープンに向け「かまくらの里」準備着々 知ってる?かまくらの作り方

飯山市では、来週24日にオープンする「かまくらの里」の準備が進められています。雪国の冬の風物詩=巨大なかまくらは、一体、どのように作られているのでしょうか?

白銀の世界が広がった飯山市外様地区。雪原に並ぶのは…。こんもりとした大~きなかまくらです。来週24日のオープンに向けて、かまくら作りが行われていました。

汗を流すのは、地元住民の有志でつくる「かまくら応援隊」。

「かまくらの里」の開催は25回目で、メンバーのほとんどが20年以上、かまくら作りに携わるベテランです。大きいものは、高さ4メートルほどある巨大なかまくら。

一体、どのように作るのでしょうか?

欠かせないのが…大きなバルーン、風船です。

このバルーンの周りに、除雪機で雪を掛けていきます。

その雪を、上から踏み固め、横は、スコップでたたいて固めていきます。

360度、壁の厚みを均等にしなければなりません。最後は、頭の形を丸く整えて完成!中のバルーンを抜いて、およそ1時間で作り終えました。

Q「出来は?」
かまくら応援隊の男性
「90点!」

Qもちろん合格?
かまくら応援隊の男性
「合格!合格!」

稲葉キャスター
「午前11時を過ぎました。この時間は日差しがあり、雪に反射して眩しいほど。地元の方によると昨夜50センチほどの雪が積もり、触ってみると…。程よく水分を含んでいてかまくら作りに最適な雪質だそう」

これは、飯山の過去4年のこの時期の積雪をグラフにしたものです。去年は、冬型の気圧配置になりにくく高気圧に覆われやすかったため、雪が少なくなりました。一方、今年は、去年と比べて7割ほど多く、豊富な雪に恵まれています。

かまくら応援隊 事務局次長森勝さん
「去年は年が明けて全然なかったんです。よそから運んで作ったんですが、今年は雪がいっぱいあるんでいつもより、大きな、きれいなかまくらを見ていただけるのかなと思っております」

稲葉キャスター
「ちょっとかがんで入りますよ。中は意外と広い。雪の真っ白い壁がキラキラと輝いています。空気はひんやりしているんですけど、大人でもかまくらの中に入るとワクワクしてきますね」

「かまくらの里」は、来週24日から来月末まで営業し、期間中は、かまくらの中で地元の野菜やきのこが入ったみそ仕立ての名物「のろし鍋」が味わえます。

最終更新日:2025年1月16日 20:27
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