「表面が茶色くなっていて嫌ですね」 25日の県内は広い範囲で黄砂観測 26日も飛来予想され交通障害などに注意【長野】
25日の県内は広い範囲で黄砂が観測されました。飛来は26日も予想されていて、屋外での付着や交通障害に注意が必要です。
太陽の光が降り注ぎ、初夏の陽気の所もあった25日の県内。その一方で、県民を悩ませたのが…。
洗車に訪れた人
「黄砂がひどかったもんで。外に出ないように洗濯物を干さないように、極力そんな感じでやっています」
長野地方気象台は25日朝、大陸から風で運ばれた黄砂を観測。長野市からは午後1時半ごろ、山並みがかすんで見えていました。諏訪でも上空に黄色いもやが。松本では、午前11時時点の肉眼ではっきり見える範囲の視程は、この日最も短い13.6キロメートルとなりました。
松本市の洗車場には、黄砂などが付着した車を洗おうと次々に人が訪れていました。
洗車に訪れた人
「表面が茶色くなっていて嫌ですね」
洗車に訪れた人
「花粉と黄砂がすごいのでまた1週間後に洗車に来ようかなと思いますけど」
25日の県内は各地で気温が上がり、上田で24.8度、信州新町で24.1度、長野で23 4度など各地で4月中旬から5月下旬並みの暖かさとなりました。長野地方気象台によりますと、黄砂は26日にかけて飛来し、徐々に薄くなっていく予想です。交通障害や洗濯物などへの付着、アレルギー症状の悪化に注意が必要です。