×

県職員「カスハラ」実態調査 回答者の約半数が「経験あり」「大声・罵声・脅迫」出勤が憂鬱(ゆううつ)に

2024年8月28日 12:41
県職員「カスハラ」実態調査 回答者の約半数が「経験あり」「大声・罵声・脅迫」出勤が憂鬱(ゆううつ)に

県職員労働組合は27日県職員に対するカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」の実態調査の結果を公表しました。およそ半数が「カスハラ」を経験しています。

県職員労働組合は7月から8月にかけて組合員や管理職など約5000人を対象に暴言や悪質なクレームなどを受ける「カスハラ」の実態を把握するため、調査を行いました。

回答した682人のうち「カスハラ」を「日常的に受けている」「時々受けている」と回答したのは半数近い48.3%。具体的な内容について複数回答で聞いたところ、「大声・罵声・脅迫」が最も多い62%、続いて「暴言や説教」が47.2%、「複数回に及ぶクレーム」が46.9%でした。

「カスハラ」を受けた職員は出勤が憂鬱(ゆううつ)になったり電話を取るのもちゅうちょするようになった人もいるということです。

組合は相談窓口の充実など県にカスハラ対策の強化を求めていくとしています。

    テレビ信州のニュース