来年6月から徴収開始の県宿泊税 県が使い道のたたき台と活用ビジョンを提示 長期滞在につながる観光コンテンツの充実と路線バスの運行支援に活用【長野】
来年6月から徴収される県の宿泊税の具体的な使い道について、県は25日、たたき台を示しました。
県の宿泊税は、1泊6000円以上の宿泊に300円を課税するもので、徴収が始まる来年6月から3年間は、低価格帯の宿泊事業者に配慮して1泊200円とします。県は25日、宿泊税の使い道のたたき台として、活用ビジョンを示しました。重点的に取り組む項目に長期滞在につながる観光コンテンツの充実のほか、路線バスの運行支援など観光客の受け入れ環境の整備を挙げています。
阿部守一知事
「宿泊税を活用することによって長野県の観光が目覚ましく変わった、訪れる皆さんにとって変化を実感できるような形にしていくことが必要だ」
宿泊税の活用ビジョンは、今年9月ごろに骨子を固め、来年2月ごろに決まる予定です。