湖に上がる花火には様々な人たちの思いが詰まっています。

76回の歴史があり、県内でも随一の規模を誇る諏訪湖の花火大会が、15日夜開かれ、大輪の花が夜空を彩りました。

掛け声とともに湖上に打ち上がった花火。終戦から4年後の1949年に戦後の復興を願って始まった諏訪湖の花火大会です。

８月に入って大規模地震が心配され、急きょHPで避難所情報を掲載するなど対応にも追われましたが例年通りの開催となりました。

三重から帰省中の家族
「たまや～かぎや～」

三重県から帰省し花火を楽しんでいた岩崎さん一家。母・昌子さんが諏訪市の出身です。

岩崎昌子さん
「子どものころから毎年見てきて、 大きくなったら大切な人たちと見たいなと思っていました」

昌子さんの長女・多恵さん
「きれいだった。」

一方、長男の旭さんは徐々にお疲れ様子…。

昌子さん
「花火に集中できなくなりましたけど楽しいです。それはそれで」

見る人の記憶に残る諏訪湖の花火大会。

一瞬一瞬がその人にとっての思い出になります。

大阪から（乳児連れの家族）
「去年に来ていてその時は2人で。「楽しい～！初めての花火！」

東京から（諏訪市出身）
「10年以上ぶりだと思います。ここ以上の花火はないんじゃないか」

大勢の人たちが大輪の花火を楽しむ一夜となりました。