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伝統野菜「松本一本ねぎ」植え替え作業を体験 植え替えると…甘みや軟らかさが増す 収穫したらネギギョーザに!

2024年9月3日 20:37
伝統野菜「松本一本ねぎ」植え替え作業を体験 植え替えると…甘みや軟らかさが増す 収穫したらネギギョーザに!

地域に伝わる野菜を自分たちで育てて“地産地消”を学びます。松本市で児童が「松本一本ねぎ」の植え替えを体験しました。

「お、抜けた!すごい」

80センチほどに育ったねぎを土から抜く児童たち。実はこれ、収穫ではありません…。

松本市の筑摩小学校の4年生が今年5月から学校の畑で育てている「松本一本ねぎ」。

「松本一本ねぎ」は江戸時代から栽培されていたといわれる伝統野菜で、夏に植え替えるのが特徴です。

植え替えることでネギの白い部分が成長し、甘みや軟らかさも増すといいます。

児童は
「ネギって植え替えするんだなって(思った)。ネギ植え替えるのは難しい」

地産地消や伝統野菜の魅力を知ってもらおうと、JA松本ハイランドが栽培方法を教えていて、児童たちは地元の農家と一緒に新たに作ったうねにネギを植え直しました。

児童は
「元気に育っているなと思いました」
「大きくなっておいしくなるのが楽しみ」

植え替えた松本一本ねぎは11月下旬に収穫し、ネギギョーザにして食べるということです。

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