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台風7号強い勢力を保ったまま北上 県内は警報級の大雨の恐れなくなる 強風に注意

2024年8月16日 21:54
台風7号強い勢力を保ったまま北上 県内は警報級の大雨の恐れなくなる 強風に注意

非常に強い勢力を保ったまま北上する見込みの「台風7号」

県内は警報級の大雨の恐れはなくなりましたが、強風による農作物の被害や倒木などによる停電、交通障害に注意が必要です。

下伊那郡・松川町で風で枝が折れないよう支柱を設置するリンゴ農家。

リンゴ農家 福岡 豊さん
「ここら辺は雨や水害とかそういう心配はないんだけど風がね一番心配なんです」

非常に強い台風7号。千葉県・銚子市の南南東を1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。今後も非常に強い勢力を保ったまま北上する見込みです。

長野地方気象台によりますと、県内ではこの台風による警報級の大雨のおそれはなくなりました。

17日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、南部50ミリ、北部と中部で40ミリと予想されています。

また、16日の最大風速は中部で13メートル北部と南部で10メートル。最大瞬間風速は中部25メートル北部と南部が20メートルと予想されています。

県内では強風による農作物の被害や倒木などによる停電や交通障害に注意が必要です。

■台風7号の接近に伴い、交通機関にも影響が出ています。

JR東日本は東北・上越・山形の各新幹線について、16日午前11時からあわせて20本を運休にしています。

また、JR東海は、東海道新幹線の東京・名古屋間を終日運休にしています。

東京へ向かう女性
「もう少しゆっくりして帰ろうと思っていたんですけど、夜に予定が東京であるので、ちょっと早めに午前中のうちに帰ろうと思って早めました」

東京に戻る観光客
「きょうは上高地に行く予定だったんですけど、台風の影響で東京の方が電車が止まったりしているから、それを優先して早く帰れるように上高地に行くのをやめた」

一方、空の便ですが、信州まつもと空港では、発着の便に影響はないということです。

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