スキー場で提供される食事通称「ゲレ食」。

この自慢のメニューを競うコンテストが開かれ、今年のチャンピオンが21日、発表されました。栄冠に輝いた料理とは。

滑るだけでなく食も楽しんでもらおうと県内のスキー場では工夫を凝らした食事が提供されています。

「ゲレ食」のさらなるレベルアップをはかろうと2013年度から開かれている「ゲレ食バトル」。9回目となる今年は県内27のスキー場から50食のメニューがエントリーしました。

味、ボリューム、価格などを「10点満点」で評価し、お客さんの投票で決まります。

今年のチャンピオンに選ばれたのは。。。

アツアツのトマトソースの中にチキンが入った「トマトチーズチキン」。「やぶはら高原スキー場」の鉱泉ヒュッテで提供されています。

チャンピオンには「賞状」と「金ののぼり旗」が贈られました。

毎回 順位を上げ3度目の挑戦で念願の頂点に輝きました。

鉱泉ヒュッテ　辺見元孝オーナー
「率直にうれしいです」「やぶはらのファン、鉱泉ヒュッテのファンのみなさん、スタッフが頑張ってくれたおかげです」

最初はスタッフの「賄い」だったというこの料理。

地元産の野菜を使いトマトの酸っぱさの中にも甘さを感じる絶妙なソース。

チキンを一度 塩水に漬けてから揚げるなど研究を重ね自慢の味に仕上がったといいます。

2位には「開田高原マイアスキー場」のトルティーヤロール。

3位には「御嶽スキー場」の「イノブタ味噌鍋定食」が選ばれました。

チャンピオンメニューはスキー場の営業が終わる３月31日まで提供されるということです。