岡谷市の小学5年生が文部科学大臣賞 2年連続受賞 研究テーマ「蚕を死なせずに糸を取る」探求心と命を大切にする思いが評価「小さな生き物これからも研究していきたい」
全国児童才能開発コンテストの科学部門で岡谷市の小学生が最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞し20日、表彰式が行われました。受賞は2年連続です。
文部科学大臣賞を受賞したのは岡谷市長地小学校5年生の八並伸之介さんです。
八並さんは6年前から室内で飼育する「家蚕」や野生の蚕を育てていて、「蚕を死なせずに糸を取る」をテーマに研究、探求心と小さな蚕でも命を大切にする思いが評価されました。
八並さんは昨年、野生の蚕”ウスタビガ”を死なせずに糸を取る方法を研究、 みごと成功しましたがきれいな糸を取ることはできませんでした。
今年は繭を茹でる温度や時間などを工夫して、きれいな糸を取る方法を実験し成功しました。
岡谷市長地小学校5年生 八並伸之介さん
「こういう小さな生き物についてはこれからも研究していきたい」
2年連続で文部科学大臣賞を受賞するのは八並さんで3例目ということです。
最終更新日:2025年2月21日 12:22