８月9日から開かれているOMF＝セイジ・オザワ松本フェスティバル。

28日は須坂市の病院で出前コンサートが行われ、入院している人や病院の職員たちがプロの音色を楽しみました。

音楽「モーツアルト オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370 」

出前コンサートが開かれたのは須坂市にある県立信州医療センターです。

入院している人や病院の職員たちがロビーに集まりバイオリンやオーボエなど優雅な音色に耳を傾けました。

演奏を行ったのはきのうまで松本市の会場でオペラ公演の演奏を行っていたメンバー。「小澤征爾音楽塾オーケストラ」の有志5人です。この出前コンサートは、セイジ・オザワ松本フェスティバルの一環として多くの人に上質のクラシック音楽を届けようと毎年、各地で行われていて須坂市内では3回目の公演だということです。

病院スタッフは
「ひとときのやすらぎをいただけた感じはしますね。一生懸命演奏されている思いが伝わってきたので元気ももらった気がします」

竹内敬昌院長
「入院て楽しいことってないじゃないですか、そういう中でこういった心の休まるような時間を持たせていただいた、企画いただいて本当にありがたく思っています」

セイジ・オザワ松本フェスティバルは８月4日まで行われ小学生を対象にした公演などが予定されています。