「琥珀サーモン」今季の養殖始まる 稚魚を生けすに放流 岩手・久慈市がブランド化進める
岩手県久慈市がブランド化を図っている「琥珀サーモン」の今季の養殖が始まり、14日、稚魚が湾内の生けすに放流されました。
14日は、ギンザケの稚魚およそ2.5トンを海の生けすに移す作業が行われました。
作業は11月5日から始まり、11月末までに60トン、32万匹を生けすに入れるほか、トラウトサーモンの稚魚を生けすに放す作業も行われます。
「久慈育ち琥珀サーモン」は近年、水揚げ量が減っている秋サケに代わって事業化が進められ、3年目のことしはギンザケとトラウトサーモンあわせておよそ800トンが水揚げされました。
久慈市漁業協同組合自営養殖課 馬内悟 課長
「順調に水揚げを重ねて、さらに久慈市の水産業を盛りあげていければなと思っております」
水揚げは、来年4月から7月に行われる予定です。