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授業の合間に 大学生対象に子宮頸がんワクチンの臨時接種

2024年7月16日 15:27
授業の合間に 大学生対象に子宮頸がんワクチンの臨時接種
テレビ宮崎

子宮頸がんワクチンの定期接種の機会を逃した大学生を対象に、宮崎公立大学で臨時のワクチン接種が行われています。

臨時の接種会場は16日と17日、宮崎公立大学に設けられ、宮崎市内にある8つの大学に通う学生が子宮頸がんのワクチンを接種できます。16日は35人の学生が予約し、ワクチンの接種に訪れました。子宮頸がんワクチンは、2013年6月から2022年3月まで積極的な接種の呼びかけが行われておらず、国はこの間、定期接種の機会を逃した女性を対象に、今年度まで無料で「キャッチアップ接種」を行っています。

(大学生・22歳)
「学生や若い方は、お金がかかることに対して不安もあると思うのでありがたい取り組み」

(大学生・21歳)
「正直、ワクチンや病気のことを知らなかったので、知るいい機会になった」

(宮崎市 親子保健課 佐藤啓悟さん)
「授業の合間で接種できてよかったという声もあり、利便性も高まっている」
「9月までに1回目を接種しないと年度末までに接種が完了しないのでぜひ今の機   会に接種していただきたい」

キャッチアップ接種の対象となっているのは、今年度、17歳から27歳になる女性で、宮崎市では1万265人、全体のおよそ52%がワクチンを接種したということです。

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