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「話し合って」串間市民病院問題収束を 自治会などが市長に要望書

2025年3月19日 19:08
「話し合って」串間市民病院問題収束を 自治会などが市長に要望書
テレビ宮崎

串間市民病院では、任期が今月末までとなっている病院事業管理者の交代をめぐって複数の医師が退職を示唆し市民の不安につながっています。
自治会や市民団体は島田市長に4月以降の安定した病院運営を訴えました。

19日、島田市長のもとを訪れたのは串間市自治会連合会。6つの地区会が連名で要望しました。

(串間市自治会連合会河野宰会長)
「市民病院は最後の砦ですからきちっと機能できるようにしてほしい」

串間市民病院は江藤敏治医師が病院事業管理者、院長、そして医師の3つの役割を兼務しています。病院事業管理者は市長が選任し院長は新たな事業管理者が任命することが本来の形ですが島田市長は市議会で江藤氏に医師としての勤務も4月以降は考えていない趣旨の答弁をし、島田市長は19日、これを失言だったと認めました。

また市民団体は他の医師が退職を示唆する問題もある中、江藤氏の留任を求め要望書を渡しました。

(串間市市民病院を守る市民の会岩下富士子さん)
「市長さんと院長先生が対談すること。2人一緒に対談することでいろんなことが解決すると思います。」

島田市長は後任の病院事業管理者は県と調整中と話しています。

最終更新日:2025年3月19日 19:42
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