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「食」をテーマにインバウンド観光の可能性について講演 「鶴岡にしかないものは?」

2025年3月6日 18:08
「食」をテーマにインバウンド観光の可能性について講演 「鶴岡にしかないものは?」

庄内県勢懇話会の例会が6日、鶴岡市で開かれ、日本ガストロノミー協会会長の柏原光太郎さんが「食」をテーマにしたインバウンド観光の可能性などについて講演しました。

講演で柏原さんは、その土地ごとの風土が生んだ食を楽しみ、食文化を目的とする観光「ガストロノミーツーリズム」で日本を訪れる旅行客が年々増えていると紹介しました。

日本ガストロノミー協会会長 柏原 光太郎氏「世界中の皆さんが日本においしいものを食べに来たいということは『食』に関していうと世界で一番戦える、皆さんが目指しているあこがれているコンテンツつまり『食』というのが日本の中で最強のコンテンツのひとつ」

その上で、あまり知られていない場所を人気が出る前に見つけ出すことに価値を感じる旅行者が多いことや大手旅行会社の調査で、欧米とアジア、オーストラリアからの旅行者の90%以上が地方への観光意欲があると回答したことを紹介しました。

柏原さんは「食」へのインバウンド需要が高まる中、鶴岡の「ガストロノミーツーリズム」を発展させていくためには「日本で初めてユネスコ食文化創造都市に認定された鶴岡にしかないものは何か」を考えることが重要と指摘しました。

最終更新日:2025年3月6日 19:57
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