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各地で20歳を祝う式典開催 山形県知事選挙へ若者たちの声を聞きました 

2025年1月13日 19:28
各地で20歳を祝う式典開催 山形県知事選挙へ若者たちの声を聞きました 

13日は成人の日です。この連休中には県内各地で20歳を祝う式典が開かれました。こうした中、成人を迎えた若者たちが今回、初めて経験するのが、県のかじ取り役を決める県知事選挙です。政治参加への意識や政策への要望などを会場で聞きました。県内では12日、山形市や鶴岡市など6つの市と町で20歳を祝う式典が行われました。

20歳を祝う式典のことしの対象者は9744人で、前の年より375人減りました。これは、記録が残る1989年、平成元年以降で最も少なく、初めて1万人を割り込みました。少子化の波が押し寄せています。
こうした中、いま、行われているのが県知事選挙です。

立候補しているのは、現職で5回目の当選を目指す吉村美栄子さん(73)と、新人で福島県白河市在住の自営業・金山屯さん(84)です。

式典に出席した若者たちは、18歳で選挙権を得てから今回が初めての県知事選となります。県のかじ取り役を決める重要な選挙を目の前にし、若者たちの選挙への関心が気になります。

学生(県外在住)(県知事選に関心はある?)「あります。まだ選挙に行ったことはないが」

学生(県外)(投票はどうする?)「行けたら行きたい。現職以外に立候補した方がいるので、どうなるだろうと」

社会人2人(県内)(投票には?)「行く予定」「行きます」
    (関心は?)「関心はなくはない。めちゃめちゃ興味があるわけではないが、なくはない」

どんな仕事に就くか、どこで暮らしたいかなど若者にとっていまは、多くの選択肢の中から将来を決める大事な時期です。県内人口が年内にも100万人を切ることがほぼ確実視される中、ふるさとに住み続けるためにはどんなことが必要なのか聞きました。

学生(県外)「山形の活性化のためにも、人口や定住していく人が増えるような山形になったらいい」

学生(県外)「交通の便が不便。交通の便を良くしたら残る人が増えると思う」

学生(県内)「若い人は車がないので、電車代とか車代も高いし、バスも最近高くなってきているので、安くなったら嬉しい」

社会人(県内)「もっと商業施設などがあったらもっといいのにと、山形駅などにもっといろいろなものが増えたらなと思う」

学生(県外)「僕たちもあまり地元の魅力が分かっていないのもあるので、それを広めていけたらいい」

学生(県内)「賃金の問題とかになると思うが、どうしても都会と山形を比べてしまうと、都会の方が魅力的に感じることも多いのかなと思う」

学生(県外)「小中学校、高校の校外学習で、いろいろな企業にお邪魔したが、それを知る機会がもう少しあれば地元に残る人も増えるのかなと思う」

知事選の投開票日は今月26日です。

最終更新日:2025年1月13日 19:28
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