「肉厚でぬめりが強い」 真室川町で原木ナメコの収穫始まる 1か月ほど遅く
山形県真室川町では秋の味覚、原木ナメコの収穫が始まりました。
真室川町にある三宅清一さんのおよそ5000平方メートルの敷地には原木のほだ木にナメコが生えていました。原木ナメコは肉厚で、ツルツルとしたぬめりが強いのが特徴です。山あいにあるこの敷地は近くに川が流れていて適度な湿気があり、ナメコの生育に良いといいます。
三宅さん「きれいな水が流れていて湿度が高い。ナメコが元気になって立ち上がるための準備を手助けしてくれる」
今シーズンの収穫は9月の雨が少なかったため例年より1か月ほど遅い10月初旬から始まりました。三宅さんはほだ木から生えた艶やかな原木ナメコを丁寧に摘み取っていき、この日はおよそ20キロを収穫しました。
三宅さん「肉厚でぬめりのとても強いナメコが出始めてきたのでぜひみなさんに食べてもらえれば 最高に幸せ」
収穫作業は雪が降る時期まで続きます。三宅さんが収穫した原木ナメコは、14日に新庄市内で開かれる「新庄味覚まつり」で販売されるほか、首都圏や九州など全国各地に出荷されるということです。