山形駅のホームに不審者が現れたことを想定 JRの職員が護身術を学ぶ訓練
JR山形駅で刃物を持った不審者が現れたことを想定し職員が護身術を学ぶ訓練が16日、行われました。
「ただいま不審者の情報が入りました危険ですので絶対ホームに出ないでください」
県警の協力のもと行われた訓練は、JR山形駅の駅員などJR東日本とそのグループ会社の職員ら69人が参加しました。訓練では車内に刃物を持った不審者が現れ、職員たちはまず110番通報の手順を確認します。そして、さすまたや盾といった護身用具の使い方や、基礎的な護身術など不審者への対応の仕方について、警察の指導を受けながら確かめていました。
「袈裟懸けにすることによって相手は力がすごく入りづらいあとは体重をかけて抑え込む壁を利用しながら抑え込む」
この訓練は2018年から行われていますが室内ではなく、ホームで行われたのは、今回が初めてです。
参加した職員「不審者との間合いの取り方や護身用具の使い方を教わりより実践的な訓練をすることができた自分の命とお客様の命を第一に行動していきたい」
職員たちは万が一の事態に備え真剣な表情で訓練に臨んでいました。