53人分の確定申告のデータなど入ったUSBメモリ紛失 山形市職員7人が「戒告」処分
山形市が市民53人分の氏名や住所などの個人情報が入ったUSBメモリを紛失した問題で、市は18日付けでUSBメモリを管理する立場にあった職員7人を「戒告」の懲戒処分としました。
この問題は12月8日、山形市の市民税課で使用していたUSBメモリ1個の紛失が発覚したものです。
紛失したUSBメモリは、市民53人分の名前や住所のほか、所得額など確定申告のデータが記録されていたもので、現在も見つかっていません。市ではこれまでのところ、データの外部への流出は確認されていないとしています。
紛失を受け、山形市は「個人情報の漏洩につながりかねない事態」だとして、いずれも50代でUSBメモリを管理する立場にあった財政部の次長級職員1人、課長補佐級の職員5人、係長級の職員1人のあわせて7人を18日付けで「戒告」の懲戒処分としました。