顧客からの過剰な要求、悪質なクレーム「カスタマーハラスメント」どう対応
顧客からの過剰な要求、悪質なクレームといった「カスタマーハラスメント」に対応する訓練が12日朝、山形市のスーパーで行われました。
訓練はカスハラ対応について基本方針を策定しているスーパーマーケットのヤマザワで行われました。山形警察署の協力の下、カスハラ客に扮した警察官が食べた食品に問題があると店員へ詰め寄ります。
「腐ったもの出すのか、ここは。どういう対応してくれるんだ」
訓練には店舗の店長や従業員などおよそ40人が参加し、警察の担当者から1つ1つ解説を受けながら対応を確認しました。
山形警察署の警察官「メモを取りながら対応したり、記録に残しながら対応してほしい。健康を害されたと訴える場合、(病院の)診断書を持ってきてもらうのも1つの対策」
また、カスハラ行為が犯罪に該当する場合もあるため警察の担当者は110番通報することも大切と呼びかけました。