酒田・豪雨で被災した住民向けに市営住宅を無償提供…2回目の抽選で入居が決まり「一安心」
先月の豪雨で住宅が被災した住民を対象に、無償で提供する市営住宅の2回目の抽選会が17日、酒田市で行われました。
酒田市は1回目の抽選で、市営住宅50戸を確保しましたが、被災した住民が希望する生活エリアや、高層階への入居が折り合わず、およそ半分の26戸でしか決まっていませんでした。
今回、新たに19戸が追加され、14世帯の市民が参加して抽選会が行われました。
2回目で決まった女性「何か安心したけどこれからいっぱい手続きがあって出来るかなと。(自宅の)泥を落とすのはこれから1年かかっても落ちないほど。それがちょっと悩み。」
抽選の結果、13戸の入居が決まり入居者にカギや書類などが手渡されました。
このほか、県は、民間の賃貸住宅を借り上げて提供する取り組みを始めます。酒田市で100戸、戸沢村で23戸を見込み礼金などの手数料のほか、最長で2年間の家賃を無償とします。各市町村が窓口となり、今月19日以降に受け付けが始まる見通しです。