山形市の小学校で小正月の伝統行事「団子さし」 子どもたちが願い込め
小正月の伝統行事「団子さし」が16日、山形市の小学校で行われ、児童たちが願いを込め、団子や短冊などを飾り付けました。
山形市の明治小学校では、15年ほど前から毎年「団子さし」を体験しています。今年は、1年生5人が団子作りに挑戦。地域住民のアドバスを受けながらうるち米ともち米をお湯でこね、紅白それぞれ2センチほどの大きさに丸めていきました。
地域住民「どうですか?手の感覚は?」
児童「楽しいし気持ちい」
地域住民「今度は家でもできるかな?」
児童「しない」
団子は、熱湯でゆでて冷めたら完成。児童たちは、昇降口に設置された「ミズキ」の木に次々に刺して飾りつけていきます。明治小では、「松」や「しめ縄」、それに「稲」など昔ながらの縁起物もいっしょに飾りつけています。ほかにも、「ふなせんべい」や1、2年生10人分の願い事を書いた短冊も取り付けました。
児童「楽しかった」「お願い事は何と書いた?」「1つ目はスーパーカーに乗りたい。金のスーパーカーに乗りたい。2つ目は勉強をがんばりたいと書いた」
…児童インタ「団子をこねるのが楽しかった。願い事はユーチューバーに会いたい」
明治小学校の団子木は、2月中旬まで飾られるということです。