山形県警察学校の卒業式が26日、天童市で行われ、23人の卒業生たちが、警察官として第一歩を踏み出しました。

県警察学校を卒業したのはことし4月に入学し、半年間の初任科短期課程を修了した22歳から33歳までの男女合わせて23人です。
式では一人一人の名前が呼ばれると、卒業生は力強く返事して立ち上がり、小川広治警察学校長から卒業生代表に卒業証書が手渡されました。その後、県警察本部の鈴木邦夫本部長が訓示しました。【

県警察本部鈴木邦夫本部長「県民のための警察という原点を自覚し、いざという時頼りになる警察となるため、日々の業務に全力を尽くしてほしい」

これに対し、卒業生を代表して小角優太巡査が答辞を述べました。

山形警察署に配属小角優太巡査（26）「県民の期待と信頼に応える力強い警察官を目指し、日夜勉学や訓練に真剣に取り組んできました」

最後に全員で警察学校の校歌を歌い、決意を新たにしました。

天童警察署に配属野口太陽巡査（22）「本日から現場に出ることになりますが、警察学校で学んだことをしっかり生かし、一人前の警察官として成長できるよう励んでいく」山形警察署に配属川村優貴乃巡査（23）「私を育ててくれた山形県の治安を守るため、一生懸命がんばります。」

卒業生たちは26日付けで県内11の警察署に配属され、各地の交番勤務にあたります。