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「声楽は体調管理が大事」 山形市の音楽科の生徒が世界で活躍する声楽家から指導

2023年10月18日 17:47
「声楽は体調管理が大事」 山形市の音楽科の生徒が世界で活躍する声楽家から指導

公立高校で、東北で唯一音楽科のある山形市の県立山形北高校で18日、進学希望の生徒を対象に個人レッスンが行われました。指導するのは世界で活躍する声楽家です。

このレッスンは豊かな表現力と演奏技術を身に付けてもらおうと山形北高校の音楽科で毎年行われています。この日は学科の全生徒が見守る中、音楽大学への受験を控えた3年生2人が指導を受けました。
講師を務めたのは声楽家として世界各地で活躍し、現在は東京音楽大学の小森輝彦教授です。

レッスン「声楽という楽器はトイレやお風呂に持って入る。つまり人体だからいつも持って歩く。だから体調管理というメンテナンスがすごく大事」

「歌詞が聞き取りづらいと言われる」などといった生徒の悩みに対し、小森教授は歌う時の力の入れ方などをアドバイスしました。

山形北高 3年斎藤紗希さん「今まで悩んでいた高い音が割れるという所で歌う一個前に息の流れを止めないとか色んな練習方法があることを知って学びになった」

山形北高 3年長橋亜音さん「来月に大学受験を控えているが今回教えてもらったことが基礎でとても大切な事なのでこれからも十分生かしていって先生のような輝かしい声楽家になれるよう頑張りたい」

レッスンの後には小森教授がオペラの楽曲を披露。生徒たちは、表現力豊かなプロの歌声に聞き入っていました。

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