最新のデジタル技術の県内経済への活用を図る「5G・IoT・AIコンソーシアム」の総会とセミナーが山形市で開かれ、企業や地域経済の課題解決に向けDXを推進していく今年度の事業計画が決まりました。

「5G・IoT・AIコンソーシアム」は最新のデジタル技術を山形県内の地域経済に活用することを目的に、山形新聞社の提唱で設立されたものです。
5月31日に開かれた総会では、DXを推進して企業や地域の課題を解決した事例を表彰し、デジタル技術の活用を広めていくといった今年度の事業計画が承認されました。
また、総会の後に開かれたセミナーでは、山形大学の玉手英利学長が「クマから考える地域のトランスフォーメーション」と題して講演しました。
玉手学長はデジタル技術を活用してクマの目撃や捕獲などのデータをもとに生息環境を分析している事例などを紹介し、情報通信技術の重要性を訴えました。さらに、現在直面する地域課題に対応できるデジタル知識と能力を持つ人材を育成していくことが大切だと述べました。