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山形県内の大雨被害は推計で過去最悪の660億円に…道路や河川関係約580憶、農林水産業関係約80億

2024年8月8日 15:10
山形県内の大雨被害は推計で過去最悪の660億円に…道路や河川関係約580憶、農林水産業関係約80億

7月25日からの大雨による被害について、道路や河川、農林水産関係などを合わせた被害額が現時点の推計で過去最悪規模のおよそ660億円に上ることがわかりました。

これは7日に開かれた県議会運営委員会で県が明らかにしたものです。それによりますと、8月6日の午前9時現在で、道路や河川、上下水道など公共土木施設の被害額は推計でおよそ581億円に上っています。
農林水産分野では推計でおよそ80億円となり、2日に示された金額から20億円増えました。これまでに32の市町村で被害が確認されていて、農作物などの被害面積はおよそ8100ヘクタール、その9割以上が水稲などの「穀物・いも・豆類」が占めています。
土木や農林水産分野などをあわせた被害額の現時点での推計はおよそ660億円に上り、これまで過去最悪の被害額となったおととし8月の豪雨のおよそ480億円を大きく上回りました。県は、今後の調査で、被害額や面積などがさらに拡大していくと見込んでいます。

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