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山形・新潟両県のトップシェフ13人が集結 南陽市で交流イベント

2024年7月25日 18:19
山形・新潟両県のトップシェフ13人が集結 南陽市で交流イベント

「食」を通じて地元の魅力を発信しようと、山形・新潟両県のトップシェフ13人が集結した、交流イベントが南陽市で開かれました。提供されたのは最高峰の和食やフレンチなど地元食材を生かした至高の料理です。

このイベントは7月21日、トップシェフによる地元食材を使った創作料理を楽しんでもらおうと、南陽市の旅館・「山形座瀧波」が開きました。
県内からは瀧波の他、フランスの伝統的なレストランガイド、ゴ・エ・ミヨに掲載された山形市のフランス料理店「レストラン パ・マル」や村山市のジンギスカン店・「ひつじや」など9店。新潟からは、新潟市の日本料理店・「古町五常」など4店が参加しました。

店ごとが創作したフレンチやイタリアンそれに割烹料理など、腕によりをかけた一皿を提供します。

レストラン パ・マル村山優輔シェフ「山形と新潟って菊を食べる。なのできょうは菊のソースを使ったカツオの燻製です」
すごい真っ赤ですねトマトはどちら産「これは鶴岡市の井上農場さんの樹熟トマト」
瀧波 南浩史社長※厨房内も祭りみたい「お祭りです」

料理を待つ間、会場では、南陽市産のワインのほか新潟の地酒も販売されました。料理が提供されると県内外から訪れた客たちは、贅沢な時間を楽しんでいました。

南陽市内から「ん~!」「おいしい。おいしいです。」「地元の野菜や肉・魚(料理)を全部食べたい」
山形市「おいしいです。春巻きの中はジューシーな玉ねぎ」「新潟に住んでいたことがあって新潟の食材もおいしくてレベル高いの知ってたので楽しみにしてきました」

今回のイベントにもう一つ狙いがあります。それがシェフ同士の交流。普段は同じ厨房に立つ機会のない、さまざまなジャンルのスペシャリストが集まり、意見を交わしながら調理を進めていきます。

古町五常・金子真太郎さん「色んなシェフたちの考え方や技術アイデアなど話しながらできることが楽しみ」

参加したシェフたちは、料理へのこだわりや食材の情報共有をすることで食への意識を高め、技術の向上につながってほしいと話します。

山形座瀧波・中川強シェフ「料理人たちが互いに刺激を受けて切磋琢磨できれば」
レストラン パ・マル村山優輔シェフ「その土地ならではの料理。そこでしか食べれないとかあそこの食材はすごいとか食って一番分かりやすくて人を呼べるコンテンツだと思う。食の力で県を盛り上げていく」

瀧波では引き続き、シェフの交流を図るとともに地元の食材・地域の魅力を発信していきたいとしています。

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