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7月豪雨で冠水した大石田大橋 60メートル下流に5メートル高い新しい橋設置へ

2023年12月25日 17:05
7月豪雨で冠水した大石田大橋 60メートル下流に5メートル高い新しい橋設置へ

3年前の7月豪雨で冠水した山形県大石田町の大石田大橋の架け替え工事を巡り、22日、住民説明会が開かれました。国は、現在の位置からおよそ60メートル下流に新たな橋を設置する方針です。

大石田町では2020年7月豪雨で町内を流れる最上川が氾濫し、大石田大橋が冠水しました。
治水対策として国土交通省新庄河川事務所は橋の架け替えに向けて地元住民と話し合いを進めてきました。
22日に説明会が開かれ、現在の位置からおよそ60メートル下流に新たな橋を架ける方針が示されました。橋の路面は、現在の橋よりおよそ5メートル高くなり、冠水する可能性が低くなります。架け替えに伴い、20戸ほどの移転が見込まれています。

国土交通省新庄河川事務所 鎌田睦建設専門官「密集する住家エリアへの影響を最小化すること、町並みを形成している文化財への影響を最小化していく」

一方、住民からは対話の機会を増やすよう意見が出されました。

参加した町民「前回の住民説明会から 約7か月間、大石田大橋に関連する話がなにもなかったので橋に関連すると予想される人は 何かと心の動揺があった。住民と国・町との対話・会話が少なかったように思う」

新庄河川事務所は来年2月に事業計画や用地調査に関する説明会を開く予定です。

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