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山形県産フルーツをPRする「フルーツステーション」県内各地に整備へ 官民が連携して勉強会 

2024年1月30日 16:47
山形県産フルーツをPRする「フルーツステーション」県内各地に整備へ 官民が連携して勉強会 

山形県産フルーツをPRしようと県は、情報発信の拠点となる「フルーツ・ステーション」を県内各地に整備することを目指しています。施設のあり方をどうするか、官民が連携して検討する勉強会も行っていて30日、生産者と行政担当者が果物の加工技術などを学びました。

県は県産フルーツをPRするため情報発信の拠点となる「フルーツ・ステーション」を県内各地に整備することを目指しています。そしてそのモデルケースとなる拠点施設を寒河江市の最上川ふるさと総合公園に整備する計画です。

県農政企画課佐藤実課長補佐「県内のいろんなところにフルーツ・ステーションが出来ることでお客さんが周遊したりほかの季節に訪れてみようかと思ったりそれぞれの地域で果物を使ったいろんなものを食べられるようになる。フルーツが山形に人を呼び込むきっかけになるよう広げていきたい」

県は、官民が連携して「フルーツ・ステーション」のあり方を検討するため、果物に関連した施設の視察や勉強会を実施しています。30日は、生産者や自治体の関係者らおよそ20人が参加し、山形市にある県農業総合研究センターを視察しました。この施設では農作物を活用した新商品の開発に向け、生産者が職員の手を借りながら試作品を製造することが出来ます。

視察ノイズ「これがラボの中で高い機械。 レトルト殺菌釜。ラボで試作して最初に商品化された第1号が河北町の肉そばのたれ」

県農政企画課佐藤実・課長補佐「こういった知識を通して多くの方がフルーツにいろんな活用の仕方があることを実践してもらってそれを周りの人が知っていくことでフルーツ・ステーションに集まってそこに人も集まる形になれば」

寒河江市のフルーツ・ステーションは2026年の建設開始に向けて準備が進められています。

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