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山形県内11日昼前まで再び雨脚強まる見込み JR羽越線や陸羽東線で一部計画運休も

2024年7月10日 18:07
山形県内11日昼前まで再び雨脚強まる見込み JR羽越線や陸羽東線で一部計画運休も

山形県内は梅雨前線などの影響で10日夜から11日昼前にかけて再び雨脚が強まる見込みです。各地で警報級の大雨となる可能性が高まっています。土砂災害や低い土地の浸水などに厳重な警戒が必要です。

山形地方気象台によりますと、梅雨前線や低気圧の影響で県内は10日も大雨となった所がありました。午後6時現在、新庄市、金山町、真室川町、鮭川村、戸沢村に大雨警報が出ています。
また、午後6時20分頃、金山町は中田地域、入有屋地区、下向地区、漆野地区を対象に、最上町は町内全域に高齢者等避難を出しました。
降り始めの6月6日午後4時から10日午後3時までの降水量は、最上町向町で282ミリに達したほか、真室川町差首鍋で255ミリ、西川町大井沢で222ミリなどとなっています。
気象台によりますと、10日夜遅くから11日朝にかけて特に雨脚が強まる見込みで、所によって、雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるということです。
11日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多いところで庄内と最上で150ミリ、村山と置賜で130ミリと9日各地で降った雨を超える量が見込まれています。
各地で警報級の大雨になる可能性が高いということです。また、これまでの雨で地盤が緩んでいるところや川の水が増えているところがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
大雨の影響で、JR羽越線の「特急いなほ」は酒田駅と秋田駅の間で11日始発から正午ごろまで計画運休を行う予定です。普通列車も吹浦駅と秋田県の羽後本荘駅の間で始発から昼ごろまで運転を見合わせます。
また、陸羽東線は新庄駅と宮城県の鳴子温泉駅の間で11日午後4時ごろまで運転を見合わせます。

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