山形市の2人死亡の住宅火災 出火原因の特定に至らず 遺体の身元確認急ぐ
山形市で14日、住宅と作業小屋が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった火事は一夜明けた15日現在も出火原因の特定には至っていません。消防は特に冬の間は暖房器具など火の取り扱いに注意を呼びかけています。
この火事は14日午前8時半すぎ、山形市中野の布施政敏さん(90)の木造一部2階建ての住宅から出火し、住宅1棟と作業小屋が全焼するなどしたものです。
住宅の1階中央部からは身元や性別がわからない2人の遺体が見つかりました。
布施さんは妻と長男夫婦の4人暮らしで長男夫婦は外に逃げて病院に搬送され、布施さん夫婦とは連絡が取れなくなっています。14日に警察や消防による実況見分が行われましたがこれまでに焼失面積や火元の特定などには至っていません。
警察は遺体の身元や出火原因の特定を急いでいます。
山形市消防本部は特に空気が乾燥するこの時期は火災が多くなる傾向にあるとし、暖房器具など火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。
最終更新日:2025年1月15日 21:01