酒田市出身の歌手、白崎映美さんが酒田市の「六た茶屋」で「子ども食堂」を開き、杵と臼でついた餅などを子どもたちに振る舞いました。

もちつき「せーの！よいしょ！よいしょ！よいしょ！」

この「子ども食堂」は、酒田市出身の歌手白崎映美さんが、去年5月から毎月1回、自身の活動拠点「六た茶屋」で行っているもので、子どもは無料で大人は1人400円で参加できます。19日は、およそ40人が参加し、かまどのセイロで蒸した庄内産のもち米あわせて3升を昔ながらの杵と臼で参加者が交代でつきあげました。そして「稲荷もち」や「あんこもち」「汁もち」にして味わいました。

参加した子どもは「おもしろかった」（もちつきどんな風にしたの？）「よいしょってした。杵を持てなくてパパといっしょにした」

白崎映美さん「なかなか外食行きたいけど色々出かけにくいという。騒いでしまったりとか全然ここは何でもないからいつでも来てくださいと。毎回子ども食堂やるとたくさん手伝いに来てくれて本当にみんなで作るみんなの六た茶屋という感じでとてもうれしいです。」

このほか、酒田市の社会福祉協議会や地元企業などの協力で集められた食材を使い、市内の料理研究家・眞島好さんが作った肉団子の酢豚や和風煮込みハンバーグなども振る舞われ、参加者は、大勢でにぎやかに食卓を囲む楽しさも味わっていました。