重さ3・2トン、長さは1・2キロにも!スリランカ国籍の男2人が電力用ケーブル盗み逮捕 警察が余罪追及
金額にしておよそ500万円相当の銅線ケーブルを遊佐町の太陽光発電施設から、盗んだ疑いでスリランカ国籍の男2人が16日逮捕された事件で、警察は余罪や共犯者の有無を含め全容解明を進めています。盗んだ疑いが持たれているのは電力用の銅線ケーブル長さがおよそ1200メートル、重さ3.2トン分です。
盗みの疑いで逮捕されたのはいずれもスリランカ国籍で茨城県下妻市の会社役員、カルナナヤカ・グルンナンセラゲ・ドン・マドゥシャンカ・ラクシャン容疑者(39)とリヤナ・ワドゲ・ダナンジャヤ・ガヤシャン容疑者(33)の2人です。
警察の調べによりますと、2人は去年6月ごろから8月までの間に遊佐町の太陽光発電施設で電力用の銅線ケーブルおよそ1200メートル、3.2トン、およそ506万円相当を盗んだ疑いです。盗んだ銅線ケーブルで車を使って運び出したとみられています。当時は施設設備の更新中で電気は通っていない状態でした。
県内では去年4月、米沢市の太陽光発電施設から今回と同様に電力用の銅線ケーブル長さおよそ4500メートル、1900万円相当が盗まれる被害が確認されています。警察で関連を捜査するとともに。余罪や共犯の有無を含め、事件の全容解明を進めています。