「車間距離を十分に取って」 高速道路パーキングエリアで冬タイヤの装着と安全運転を呼びかけ
本格的な降雪期に入り、鶴岡市の高速道路のパーキングエリアで30日、NEXCO東日本と県警が合同で、冬タイヤの装着と冬道の安全運転を呼びかけました。
30日午前、鶴岡市の山形自動車道櫛引パーキングエリアでNEXCOと警察の担当者が雪道運転の心得が書かれた冊子や冬用タイヤの装着を呼びかけるチラシを配りました。
「雪が降っているのでお気をつけて」
国土交通省の調査によりますと県内の冬タイヤの装着率は11月22日時点で66%となっています。万が一、夏タイヤで雪道や凍結した道路を走行した場合、道路交通法違反となり普通車のドライバーには反則金6000円が課せられます。
山形県警高速道路交通警察隊の齊藤 満 鶴岡分駐隊長「きょうの路面だと冬タイヤ装着いただくことが絶対条件になります。これからの季節のためにも冬タイヤの確実な装着をお願いします」
また、冬道では急な天候の変化にも注意が必要です。30日午前11時前、鶴岡市の山形道・湯殿山インターチェンジから庄内あさひインターチェンジの間の下り車線で軽乗用車が風にあおられ、横転しました。運転手がハンドル操作を誤ったとみられ、軽いけがをしました。警察は急加速や急ブレーキ、急ハンドルといった急激な操作を避けることなどを呼びかけています。
齊藤 満 鶴岡分駐隊長「特に高速道路では夏場よりも速度を控えて、十分な車間距離をとってもらい通行・安全運転を心がけてもらいたい」
また、吹雪で視界が悪い際などの対応として、「無理をせず、サービスエリアやパーキングエリアで天候の回復を待ってほしい」と話しています。