南陽高校市役所部 「フードロス」テーマに米ぬかを活用したスイーツ制作 20日に販売
南陽高校の生徒たちがこの度、「フードロス」をテーマに米ぬかなどを活用したスイーツを制作しました。完成したスイーツは、20日に販売される予定で、19日は、生徒たちが制作準備に追われていました。
南陽市のカフェに集まったのは、南陽高校市役所部の部員たちです。「市役所部」は南陽市の職員と連携しながらまちづくりのアイデアを実践していくボランティアサークルです。4年目となることしは「フードロス」をテーマに活動。生徒たちは精米する過程で廃棄される米ぬかやリンゴパルプと呼ばれるジュースを絞った後の果肉などに注目しました。
そして、市内外の農家や企業と協力しながら米ぬかをクッキーやタルトの生地に練り込んで、果肉をクリームに混ぜた5つのスイーツづくりに挑戦しました。
生徒たちが、タルト生地を焼いたりクッキーの型を抜いたりして販売に向けた準備を進めていました。
南陽高校市役所部 須貝佳歩さん「南陽市の廃棄食材を調べたときに米ぬかが出てきた。廃棄食材からこんな味が出ることやスイーツができることを皆さんに知ってほしい」
南陽高校市役所部 高橋楓さん「若い人から年配の人まで食べやすい味。普段食べなられないものを廃棄食材アレンジしてスイーツにするとおいしいことなど味わってほしい」
完成したスイーツは20日、南陽市内のカフェ「くまきち農園」で数量限定で販売される予定です。