「愛の鳩賞」贈呈先に1団体1個人が決定 山形県内の地道な福祉活動をたたえ
地域の地道な福祉活動をたたえる山新放送愛の事業団の「愛の鳩賞」に今年度は1団体と1個人が選ばれました。
今年度の愛の鳩賞は山形県民の皆さんから寄せられた10件の推薦をもとに活動内容や実績などを選考委員会が審査しました。
その結果、団体では、県内で70年余りにわたって点字への翻訳に取り組み、視覚障がい者向けに本や手紙などこれまでに90万を超えるページ数を翻訳したボランティア団体「山形点訳赤十字奉仕団」が選ばれました。
個人では、自身も聴覚障がいがある中、手話教室を開催したり学校で子どもたちに障害への理解を深めてもらう啓発活動に取り組んだりしている鶴岡市の渡部佐一さん(56)が選ばれました。
贈呈式は14日、山形市の山形メディアタワーで行われます。
最終更新日:2025年2月12日 12:06