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連日の寒波の中 米沢市のスキー場に県内外から大勢のスキーヤー 一方で大雪の影響も…

2025年2月11日 19:05
連日の寒波の中 米沢市のスキー場に県内外から大勢のスキーヤー 一方で大雪の影響も…

連日の寒波が続く山形県内ー。米沢市のスキー場には祝日の11日、県内外から大勢のスキーヤーたちが訪れ上質なパウダースノーを楽しんでいました。


ここ、米沢市の天元台高原スキー場には標高1350メートルから1820メートルの間に3つのゲレンデがあります。

11日午前10時の気温は氷点下11度。場内の積雪は5メートルとなっていました。

天元台高原スキー場の一番の特徴は上質なパウダースノーです。11日もその雪の感触を求め、県内外からスキーヤーやスノーボーダーたちが訪れていました。

米沢市内から訪れた人「雪質がふかふかで滑っていて気持ちがいい。自分はきょうでスノーボードが3回目なので全然滑れないけど、友達と一緒に頑張っていきたい」

新潟から「ことしで2年目。去年来てよかったので」「もうちょっと頑張る。寒いのでもうちょっと頑張って帰ろうと思う」

高畠町から「40年近く通っているがことしの雪は最高。パウダーなので年寄りにはすごく膝に優しい」

先週からの大雪はスキー場にとっては恵みの雪と思いきや…。

天元台・山田長一社長「(雪の量は)うれしい度合いを超えて大変難儀している」

今シーズンの最強寒波によって降り続いた雪でこのスキー場ではリフトが埋まる事態にー。先週末には一晩で2メートルほど積もったということです。

天元台・山田長一社長「一日で2メートル近く降る状況で例えばリフトの排雪作業がかなり手間取っている」

その一方で客足は良好で、海外からの観光客の姿もみられました。

観光客「(どこから?)オーストラリア」「天元台は初めて。雪を楽しんで楽しい時間を過ごしている」

天元台高原スキー場によりますと、コロナ禍前の利用者の数は1シーズンにおよそ3万2千人。今シーズンはそれを上回る3万5千人を見込んでいます。

天元台・山田長一社長「粉雪は今最高潮。ぜひ一度天元台のゲレンデを滑ってほしい」

天元台高原スキー場の営業は、雪の状況次第で、ことし5月のゴールデンウィークまで続く予定です。

最終更新日:2025年2月11日 19:38
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