カメムシ大量発生で注意報 平年の3~6倍 モモやブドウに被害の恐れ 山梨県
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モモやブドウなどの果物に被害を及ぼすカメムシが大量発生しているとして、山梨県は11日、県内全域に病害虫発生注意報を出しました。
カメムシの注意報は2012年以来、12年ぶりです。
県病害虫防除所よりますと、7月上旬に県内の定点調査地点で確認された「チャバネアオカメムシ」は甲州市で平年の約3倍、南アルプス市で平年の約6倍に上りました。
また、カメムシによる果樹被害も平年と比べて「やや多い~多い」との報告が寄せられているほか、向こう1か月の平均気温が高くカメムシの活動が活発化することが予想されます。
このため、県は収穫期のモモやブドウ、スモモなどに被害が出る恐れがあるとして県内全域に病害虫発生注意報を出し、農家に薬剤散布などの対策をとるよう呼びかけています。