多様性に配慮した避難所運営を 自主防災組織や防災士などが訓練 山梨県
災害時、多様性に配慮した避難所運営を行うための訓練が24日、甲府市で行われました。
この訓練は、県立男女共同参画推進センターが主催したもので、地域の自主防災組織の会員や防災士など約40人が参加。居住スペースの設置や救護班など、5つのグループに分れて、被災者の性別や障害の有無などによって異なる避難所における配慮について学びました。
参加者は、高齢者の転落を防ぐため段ボールベッドは壁側につけること、小さな子どもの遊ぶ場所と妊婦が休む場所を離すなどとった配慮について確認しました。
主催者は「地域にどんな人が住んでいて、避難時にどのような支援が必要か日ごろから考えるようにしてほしい」としています。