37人が下痢や腹痛を訴え 介護老人保健施設で集団食中毒 食事からウェルシュ菌検出 山梨県
北杜市の介護老人保健施設で入所者ら計37人が下痢や腹痛などを訴える集団食中毒が発生していたことが分かりました。
施設で提供された食事が原因でした。
食中毒が発生したのは、北杜市武川町の介護老人保健施設「フルリールむかわ食堂」です。
県によりますと、7月2日に施設が委託する業者が調理した食事を食べた入所者と職員の87人のうち37人が翌3日、下痢や腹痛を訴えました。
患者の便からウェルシュ菌が検出されたことなどから、県は食事を原因とするウェルシュ菌による食中毒と断定しました。
患者はいずれも快方に向かっているということです。
県は「フルリールむかわ食堂」を7日から3日間の営業停止としました。