「1人でも多くの協力を」里親制度に理解を呼びかけ 県内の委託率は36.3% 山梨
10月の里親月間に合わせて里親制度への理解を呼びかける街頭キャンペーンが4日、JR甲府駅前などで行われました。
里親制度は貧困や虐待などで保護された子どもを、研修を受けた家庭が育てる制度です。
4日は県内3か所で街頭キャンペーンが行われ、このうちJR甲府駅前では里親やその支援者でつくる県きずな会のメンバーらが、駅の利用者に啓発用のチラシなどを配布しました。
国は就学前の子どもについて施設での養育から家庭での養育に移行することを目指し、里親などへの委託率75%を目指していますが、県によりますと、2022年度の県内の委託率は36・3%に留まっています。
県きずな会は「1人でも多くの県民に制度への理解と協力をお願いしたい」と話しています。
最終更新日:2024年10月4日 11:53