「商品券なくても先払いで買い取ります」違法に現金を貸し付ける新手の“ヤミ金”業者か 業者を提訴
商品券を買い取ると装って、実際は違法に現金を貸し付けるヤミ金業を行っているとして、利用者らが6日、業者に対し訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは会社員の男性ら2人で、訴状などによりますと、「手元に商品券がなくても先払いで買い取ります」とうたう業者をインターネット上で見つけ、買い取り代金の先払いとして3万円を受け取りました。しかし、5万円分の商品券を送り返さなければならず、差額の2万円が実質的に超高金利の利息となり、ヤミ金にあたると訴えています。
原告の男性
「どんどん差額が大きくなっていって、さらに生活が苦しくなって、何社も利用社数が増えていった」
男性らは4つの業者に、あわせて約330万円の損害賠償を求めていて、このうちの1社は「訴状が届いておらず把握していない」としています。
最終更新日:2025年3月6日 19:13