【速報】百条委員会が報告書とりまとめに向けた“最後”の協議会 奥谷委員長「報告書がまとまった」 斎藤知事「不適切な叱責」&告発者探し「県の対応に問題」と記載
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兵庫県の斎藤元彦知事の“パワハラ”などの疑惑を告発した文書について調べる百条委員会で、3日、報告書のとりまとめに向けた非公開の協議会が行われました。終了後、奥谷委員長は「報告書がまとまった」と明かし、3日の協議会で出た意見を踏まえて報告書を完成の上、4日の委員会で公表するということです。
兵庫県議会の百条委員会は、非公開の協議会で、斎藤知事の県職員への“パワハラ”などの疑惑や、当初の県の対応が公益通報者保護法違反にあたるかどうかに関する報告書のとりまとめを進めています。
県の関係者によりますと、2月27日に行われた協議会では、「総括」の文面が示され、「パワハラと言っても過言ではない不適切な叱責があった」とし、告発者探しを行うなどした県の対応について「問題があった」と指摘しています。その上で、斎藤知事に対し「県の混乱と分断を一刻も早く解消すべく県民に対して説明責任を果たすことを強く申し入れる」と記載しています。
奥谷委員長は「協議会で出た言い回しの表現や意見を踏まえて、報告書を完成の上、4日の委員会で公表する」と明かしました。