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「初代大坂城の石垣」展示施設が完成 40年前の水道工事で発見 寄付約5億円集まる

2025年3月16日 18:46
「初代大坂城の石垣」展示施設が完成 40年前の水道工事で発見 寄付約5億円集まる

 約450年前に造られた「初代大坂城」の石垣を展示する施設が完成し、記念式典が開かれました。

 大阪城公園の中に造られた新しい施設では、約450年前に豊臣秀吉が大坂城を建てた頃の石垣を展示、公開しています。

 石垣は1615年の「大坂夏の陣」で豊臣側が敗れた後、徳川幕府が初代の大坂城の上に新しい城を築いたことから、長い間、地下に埋まっていましたが、40年前の水道工事で発見されました。

 大阪市は15年ほど前から保存と公開を目指して寄付を呼び掛けてきたところ、これまでに5億円近くが集まり、展示施設が整備されました。

 「大阪城 豊臣石垣館」は4月1日にオープンする予定です。

最終更新日:2025年3月16日 18:46
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