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森友文書改ざん問題 開示求める裁判の控訴審が結審 妻が答申も決定は取り消しされず 来年1月に判決

2024年10月19日 11:58
森友文書改ざん問題 開示求める裁判の控訴審が結審 妻が答申も決定は取り消しされず 来年1月に判決

 森友学園をめぐる公文書の改ざん問題で、自殺した職員の妻が、国に文書の開示を求めている裁判の控訴審が結審しました。

 近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんは、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんに関与させられ自ら命を絶ち、妻の雅子さんは財務省に文書の開示を求める訴えを起こしています。

 一審の大阪地裁は、訴えを退け、雅子さんは控訴。2024年3月には国の審査会が、「文書が存在するかどうか明らかにすべきだ」と財務省に答申しましたが、決定は取り消されず、18日の控訴審で雅子さん側は「審査会制度を蔑ろにするもので、極めて異常だ」と批判し、控訴審は結審しました。判決は、2025年1月30日に言い渡される予定です。

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