【居座り】「週末の寒波は恐ろしい」長引く“強烈寒波”、影響はあの野菜にも「前倒しで収穫している」
列島に居座っている“強烈寒波”の影響で近畿地方は、20日も北部を中心に雪となっています。長引く雪の影響は食卓に欠かせない野菜にも及んでいました。
再び訪れた寒波。
20日朝、氷点下2.2℃と厳しい冷え込みとなった滋賀県高島市。積雪量は午前11時時点で32センチを記録し、雪に覆われた道路ではゆっくりと慎重に走る車が多く見られました。
祝嶺史郎カメラマン
「こちらは舞鶴市です。平野部でも断続的に雪が降り、これから降る雪に警戒が必要です」
長引く“強烈寒波”の影響で、20日朝も雪に見舞われた京都府舞鶴市。
「ほっとくわけにはいかん。人が通ったり車が通るので、車が通れるようにしとかんと」
舞鶴市の20日朝の最低気温は氷点下2.8℃で、積雪量は午前10時時点で17センチを記録しました。
「転倒が一番怖い。事故がないように…一番怖いのは電線切れたり。それぞれみなさん頑張っていると思う」
降り積もった雪の中を進む男性。雪をかきわけて収穫するのは、キャベツです。
農家「ベジーデ プラス」小川恭弘代表
(Q:雪をどかすのは?)
「大変ですね。今年はずっとキャベツの需要が高かったので、前倒しで収穫している。見つけても良いものを探しながらなので、ただでさえ手間がかかります」
兵庫県豊岡市でキャベツなどを育てている農家の小川さん。雪をかき分けての収穫は時間と労力がいつも以上にかかるため、出荷に遅れが出ないかと不安を抱えています。
小川さん
「(雪が)重たいので非常に歩きにくさもある。ひとつひとつの作業が大変です。週末の寒波は恐ろしい。夜とかに積もりやすいので、朝来てみてどうなっているかすごくドキドキしています」