エンゼルスからFAとなり去就が注目される大谷翔平選手。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」は現地時間27日、移籍先について球場との相性の観点からブルージェイズをあげました。

同チャンネルが「大谷の考えに詳しい人物」の話として伝えたのは、大谷選手は球場との相性を重要視している可能性があるということです。

大谷選手の獲得に興味を示しているとされるサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地オラクル・パークは、左打者にとっては不利な球場として知られています。投打二刀流での活躍を望む大谷選手が、どちらか一方に極端に有利な球場を本拠地とするチームを選ぶ可能性は低いとみられます。

一方、同チャンネルが投手有利でも打者有利でもない中立的な球場として、移籍に優位な立場とあげたのが、ロジャース・センターを本拠地に持つブルージェイズです。

大谷選手は同球場で打者の貢献度を示すOPSで1.139(13試合)、投手としては、7イニングで防御率0.00の好成績を残しており、球場との相性を重視する可能性があるといわれる大谷選手には最適と報じました。

この報道にMLB公式サイトは、「本拠地球場との相性は最重要の要素ではないかもしれないが、周囲の人々が考えている以上に重要である可能性はありそうだ」とコメントしています。