◇プロ野球セ・リーグ 中日ー広島(8日、バンテリンドーム)

2-0とリードを広げた中日は、9回のマウンドに守護神ライデル・マルティネス投手を送ります。

先頭打者の菊池涼介選手を空振り三振に仕留めると、秋山翔吾選手をセンターフライで2アウト。

しかし、続く西川龍馬選手にフォアボールを与えます。さらに、坂倉将吾選手に6球目、140キロのチェンジアップをセンターに運ばれ、2アウト1、2塁。

ベンチでは自身の初勝利とチームの勝利の行方を見守る上田洸太朗投手が、ストライクが入るたびに拍手を送ります。

堂林翔太選手をボールカウント1-2に追い込むと、4球目は156キロのまっすぐ。これがアウトコースギリギリ外れ、上田投手は祈るように手を組みます。

最後は5球目でライトフライに打ち取り、3アウト。リリーフ陣が上田投手の初勝利を守り切りました。