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【DeNA】野手使い切る総力戦も引き分け 延長12回2アウトからサヨナラの場面作るも中日の好守備に阻まれる

2023年7月1日 18:17
プロ野球セ・リーグ DeNA 2ー2 中日(1日、横浜スタジアム)

4連敗中のDeNAは1日、中日と対戦。延長にもつれた熱戦は12回、サヨナラのチャンスを生かすことが出来ず、引き分けに終わりました。

この試合、先発マウンドに上がったのは自身4連勝中のバウアー投手。

しかし初回、中日の先頭・大島洋平選手に初球のカットボールを捉えられ2ベースヒットを許すと、その後3番の高橋周平選手に2球目をレフト前ヒットにされ失点。バウアー投手はわずか4球で先制点を許します。さらに2回2アウトランナー1、2塁と再びピンチを招くと、岡林勇希選手にタイムリー2ベースを許し、2回まで2点を失います。

なんとか追いつきたいDeNA打線ですが、中日の先発・メヒア投手の前に7回まで2安打に抑えられる苦しい展開。

それでも8回、先頭のソト選手がレフトへ2ベースヒットを放つと、続く大和選手が四球で出塁します。その後1アウト1、2塁のチャンスをつくると、代打・楠本泰史選手がライト前へタイムリーを放ち、1点を奪います。さらに、1アウト満塁のチャンスを作ると、関根大気選手の併殺崩れの間に1点を奪い同点に追いつきました。

その後両者譲らず、試合は延長戦に突入。11回裏DeNAの攻撃、先頭・桑原将志選手が 中日の5番手・松山晋也投手の初球、高めのストレートを打ち返すとセンター前ヒットに。ノーアウト1塁とサヨナラの場面を作りますが、後続がつながらず無得点に終わります。

延長12回、2アウトから柴田竜拓選手がライト前ヒットで出塁します。続く打席には8回にタイムリーを放った楠本選手、対するは中日の7番手・マルティネス投手。その3球目、アウトコース高めのストレートを打ち返すとセンター方向へ。センターフライかと思われましたが、岡林勇希選手のグラブを弾き、ヒットに。2アウト1、3塁とサヨナラの場面が訪れます。

ここで打席には戸柱恭孝選手。1塁ランナーが進塁し2アウト2、3塁で迎えた3球目、ストレートを打ち返した打球は二遊間へ。しかし中日のショート・溝脇隼人選手がダイビングキャッチし、ショートゴロに。好守備に阻まれゲームセット。2-2の引き分けで連敗脱出とはなりませんでした。

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