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FIFAが北朝鮮代表にアジア予選没収試合による罰金処分を命じる 男女ともに悩まされた平壌開催

2024年4月3日 5:50
FIFAが北朝鮮代表にアジア予選没収試合による罰金処分を命じる 男女ともに悩まされた平壌開催
北朝鮮代表と戦うサッカー日本代表(写真:松尾/アフロスポーツ)
FIFA(国際サッカー連盟)が2日、北朝鮮のサッカー協会に対して罰金支払いを命じました。

3月26日に行われる予定だったFIFAワールドカップ2026のアジア2次予選、北朝鮮代表対日本代表。当初は北朝鮮の平壌で開催する予定でしたが、北朝鮮の事情により場所の変更が決定。中立地で開催の可能性もと報じられていましたが、23日にFIFAが試合を行わないことを発表しました。

この結果を受け、FIFAは北朝鮮代表チームの3-0の没収試合による負けとすることを決定。さらに、北朝鮮のサッカー協会には1万スイスフラン(約167万円)の罰金支払いを命じています。

日本は「グループB」で首位となり、2次予選を4戦4勝として2試合を残し、アジア最終予選進出を決めています。

北朝鮮の平壌開催は、2月に予定されていたなでしこジャパン(日本女子代表)のパリ五輪をかけたアジア最終予選でも問題が発生していました。平壌での試合予定の16日前に急きょ場所の変更を余儀なくされました。原因は到着出発の定期フライトが飛んでいないことや、会場周りなどのオペレーションが競技運営の観点から不透明だったことです。北朝鮮戦は最終的にサウジアラビア・ジッダで行われました。

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