卓球でパリ五輪銀メダリストの張本美和選手が13日、AIロボットと熱戦を繰り広げました。

AIロボットとスポーツを融合したイベントSEMICON Japan 2024が開催。張本選手は会話をしながら卓球ができる生成AI搭載の卓球ロボットを体験しました。

張本選手が「右にして」とコースを指定するとロボットはその指示に従いラリーを続けていきます。しかし、張本選手のさすがの腕前にロボットが「上手だからもっと速くするね」とスピードアップ。それでも難なく返す張本選手に「卓球経験者とお見受けしました」と見破ります。

卓球ロボットのきわどいコースに倒れ込みながら対応するなど激しい戦いは続きましたが、最後は張本選手が決め、ロボットに勝利しました。

体験した張本選手は「本当に驚きの一言。本当に強くてミスもしないですし、安定したプレーをしていたので技術がすごいなと思いました。自分も返さなきゃという気持ちで少し息があがりました」と感想をいいます。

「少しやっていて回転があるなと思ってすごいなと思いました。もっと強烈な回転があったら自分も負けちゃうんじゃないかな」と話しました。